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ラズベリー育て方ブログ『ラズベリー大全』
ベリー類を育てているサラリーマンのブログです。
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■■ 苗の入手方法 ■■

ラズベリーの苗はホームセンターやインターネットなどで購入可能です。実物を見ることが出来る場合、根の張りをチェックしましょう。根の量が少ないものは出来れば避けましょう。極まれに前年の結果母枝・当年結果した結果母枝のみでサッカーが確認できない苗が売っている場合があります。冬~初春であればサッカーが生えてくる可能性が高いのであまり問題ありませんが、晩春以降であれば避けたほうが無難だと思います。

■■ 品種に関して ■■

ラズベリーには様々な品種があり、それぞれ固有の特徴があります。味・実付き・実の大きさ・収穫の時期など一般に知られている違いのほか、花粉の量・結実率・シュートの発生量・挿し木のしやすさにも違いがあるのではないかと考えています。現在のところそれらを詳しく説明するサイト・本などはありませんので、違いを知るには自分で育ててみるほかありません。街のホームセンターなどではただ単にラズベリーと記載しただけの品種不明の苗も多いですが、購入後に品種を同定する事はまず無理です。後々の事を考えれば品種の記載された苗を買うほうが良いと思います。価格に関しては割高な事の多いネット販売ですが、品種の記載に関してはしっかりしている事が多い様です。







■■ 植え付けについて (地植え・庭植え)■■

過去の経験から言って赤や黄色の実がつくラズベリー・カジイチゴ・クサイチゴなどは地下茎がかなり伸びサッカーがいたるところに発生します。近くに大事にしている植物がある場合、地植えには細心の注意が必要です。日当たりに関してですがブラックベリー・ラズベリー各種・カジイチゴに関しては日当たりが良いほど生長が早いです。クサイチゴ・モミジイチゴに関しては終日ひなたの場所に置くと調子を崩すことがありますので半ひなたが良いと思います。

■■ 植え付けについて (鉢植え)■■

ラズベリー類は適応能力が高いので鉢の材質に特に制限はありません。好きなものを使用すればよいと思います。当方ではスリットタイプのプラ鉢を使用しています。苗が自宅に来て2年目以降はCSM-300(直径30cm)という型番のものを使用しています。


【スリット鉢】CSM-300/10号鉢/プラ鉢


■■ 用土について ■■

ラズベリー類は土にうるさい品種ではないとされていますが全くその通りだと思います。市販されているラズベリーの苗についている札の裏には大抵こう記載があります。 

赤玉土:腐葉土:川砂=6:3:1

過去にこの配合で失敗したことはありませんので、初めて栽培される方はこの配合からスタートして、環境やかけられる手間に応じて少しづつ自分好みに変えていくのが良いと思います。
例:水遣りに手間をかけられないので保湿性の良い土を足してあげる。
おすすめの用土

川砂

赤玉土

腐葉土



■■ マルチングについて ■■

乾燥を避けるためにマルチングを行うことをオススメします。過去に様々な資材を試しました。黒ビニール・稲わら・腐葉土・ピートモス・おがくずなど、、、その中で特におすすめしたいのはC級(長繊維)ピートモスです。特徴としては、再利用しやすい、水の抜けが良い、劣化しにくい、大きさを調整しやすい、酸性であることなどです、値段が高くて手に入り辛いのが難点です。ない場合は腐葉土がおすすめです。
おすすめのマルチ材

長繊維ピートモス


■■ 肥料について ■■

世の中にはごまんと肥料があり、選ぶのも一苦労です。過去に使用したものとしてハイポネックス粉末・ハイポネックス開花用・ハイポネックス原液・マイガーデン野菜用・鶏糞・油かす・醗酵牛糞スロード....結論としては何を選んでもそんなに差はないと思います。液体肥料のほうが生長が良くなる気もしましたが、何もあげなくてもラズベリーは良く育ちます。どちらかというと肥料の成分よりもあげるタイミングの方が大事な気がします。

おすすめの肥料

植え付け時【用土の5%鶏糞】+【用土の5%油かす】
3月初旬【マイガーデン野菜用 おおさじ1杯】
収穫後【ハイポネックス粉末 2000倍】




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